家庭学習の本当の壁、知ってますか?

みなさんは、お子さんに
「宿題しなさい!」
「勉強したの?!」
と言ったこと、ありませんか?

できれば言いたくないけど、言わないとやらない。
……いや、言ってもやらない。

全国の保護者のみなさんにとって、これは共通の悩みではないでしょうか。

私自身も、講師として何度も生徒に言ったことがあります。
でも、そのたびに嫌な気持ちになります。
叱ることで信頼関係が崩れてしまう。
勉強を強制されると、子どもたちは「敵」として見てしまうこともあります。

私たちも子どもの頃、
「勉強しなさい」と言われるのが嫌だったはずなのに、
大人になると、同じ言葉を口にしてしまう。

それは、子どもの将来を本気で心配しているからこそ。
――でも、言えば言うほど逆効果になることもあるんですよね。

一方で、
「うちは勉強しろって言いません」
というご家庭もありますが、
本当は心のどこかで不安を感じているかもしれません。

学校の授業って、毎日ありますが、
一つの単元にかける時間って意外と短いですよね?
理解できなくても、授業はどんどん進んでいく。
家でも復習しない。宿題もしない。

勉強が苦手と言われてる子はその単元に対する勉強時間が少なすぎるのです

つまり――家庭学習の時間は、思っている以上に重要なんです。

そこで、私たちプレスタでは、
ある実験的な宿題を行いました。

それは、たった1問だけの宿題を、毎日LINEで送るというもの。
「宿題の量が多いからやらないのでは?」という仮説のもと、
極限まで量を減らしてみたのです。

結果は、驚くものでした。

毎日しっかり送ってくる生徒もいましたが、
半数以上の生徒が、たった1問でも送ってきませんでした。

つまり、「量」が原因ではなかったのです。

また、ある生徒からこんな言葉も。

「塾では集中してできるのに、家だとダラけちゃうんです」

……確かに、私もそうでした。

もしかしたら、
家庭学習の最大の壁は「勉強を始めること」そのものなのでは?

学校や塾には、少しの強制力がある。
だからこそ、助走がつけやすく、離陸しやすい。

この気づきをきっかけに、
新しい試みを始めることにしました。

その名も、
「家庭学習スタートサポート」

目的は、
・家庭学習を始める“きっかけ”を作ること
・学んだことをしっかり定着させる“復習”を習慣にすること

この2つの課題にアプローチしていきます。

詳細は、明日のブログにてご紹介しますので、
ぜひチェックしてみてくださいね。

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