今日は生徒のお話しをしたいと思います
小学3年生の男の子なのですが、現在算数の予習で2桁×2桁の計算を勉強中
しかし、計算する順番を間違ったり、計算ミスによりなかなか正解を出す事が出来ずにいました
『もうやりたくない!』と何度も言っては落ち込む日が増えました
それでも彼は挑戦し続けることだけはやめませんでした
なので私は答えが間違っていることは指摘せず、挑戦した事を褒めるようにしました
そのおかげか落ち込むことはあっても、辞めることはありませんでした
2週間くらい経ったある日、今日は1人で挑戦すると言って自分から計算を始めました
1回目❌
2回目❌
私が見ている限りでもあと少しなんです
しかし、3回目の挑戦でなんと初正解をする事ができ、雄叫びをあげてガッツポーズをしていました
そのくらい嬉しかったし、苦しかったんですね
今日の課題分はクリアしているので、『もう終わりにしようか』と伝えたら
『もう少しやってもいいかも』と言って、またやり始めました
あっ今成長の瞬間に立ち会えてると感じ、熱いものが込み上げてきました
ああ、自分はこの瞬間のためにプレスタを始めたんだと再認識する事ができ、改めて頑張ろうと思えました
勉強は辛いです
1つの答えに辿り着かないと全部❌にされてしまい、更に言うと苦手を克服しないといけないから
でもこれって他の事でも一緒だなと思うんです
スポーツやゲームだって苦しくて嫌な時だってあるはずです
だけどレベルアップした自分になりたいからみんな努力して、その壁を乗り越えようとする
だから私達大人にの出来ることは、少し高い壁を用意してあげて成長を見守る事なんだと思います
ひどく落ち込んでいる時には隣座り、ちゃんと見てることを伝えましょう
そうすれば間違う事は全然怖くないし痛くないという事を彼らは実感する事ができ、自主性を持ち合わせた挑戦する事を恐れない人間に育っていくのだと思います